東京都港区麻布十番3-8-1 日比谷麻布十番ビル1階
このコンサートは、フルートの音色を通して、記憶と変奏の物語を紡ぎます。
ルクレールからバルトークへと至るプログラムは、音楽の時空を旅するようなひとときでもあります。
それぞれの作品は、音楽様式の違いを超えるだけでなく、文化と文化のあいだに橋を架けます。
西洋音楽と東洋音楽―その繊細な感性が、フルートの響きの中で静かに出会います。
コンサートの始まりには、日本の作曲家・武満徹の音楽が、自然の静けさや、心の奥にあるかすかな感情をそっと呼び起こします。
ここで芸術は、記憶と再生のための場となるのです。
ひとつひとつの音は、過去から、現在から、そして音楽を通して私たちを結びつける振動から生まれる、ひとつの「響き」です。
プログラム:
レオナルド・デ・ロレンツォ:カデンツァ Op. 37 (F. リストの狂詩曲第2番による)
武満 徹:エア
ルクレール:フルート・ソナタ ト長調
F. クーラウ:序奏とロンド Op.98
チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》より レンスキーのアリア
バルトーク/アルマ編:ハンガリー農民組曲
※曲目は変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
日時: 2026年2月17日(火) 18:00~19:00
会場: リスト・ハンガリー文化センター
年齢制限:15歳以上
演奏者:サバディ・イルディコー (フルート)、天川真奈 (ピアノ)
定員:40名(人数が多い場合抽選)
お申込み締め切り:2026年2月10日(火)10:00まで
※こちらのイベントのお申し込みは締め切りました。
沢山の方のお申込み、有難うございました。
当選者の方にはメールでお知らせしますので、culture.tokyo@mfa.gov.huからのメールが届くように設定をお願いいたします。
サバディ・イルディコー(Szabady Ildikó)
ジュニア・プリマ賞受賞のフルート奏者。2020年、ブダペストのリスト・フェレンツ音楽大学をオロシュ・ヴェロニカ博士に師事し卒業。若くして国内外の主要コンクールで入賞を重ね、第16回キエーリ国際音楽コンクール(2016年)第1位、World Flute E-Competition「Napolinova」(2021年)第3位をはじめ、多数の国際コンクールで受賞している。
共和国奨学金(2018年)、Bank of China奨学金(2019年)を受給し、2024年にジュニア・プリマ賞を受賞。スペインのエンクエントロ・デ・サンタンデール音楽祭には3度参加し、多くの演奏会に出演した。
ソリストとしてサヴァリア交響楽団、ハンガリー放送交響楽団、MÁV交響楽団などと共演。これまでにスペイン、ポーランド、イタリア、イスラエルで演奏活動を行っている。
2022年よりオーストリアのザンクト・マルガレーテン・オペラ音楽祭管弦楽団の首席フルート奏者を務め、ウィーン楽友協会などヨーロッパ各地の主要ホールで演奏。現代音楽や録音活動にも積極的に取り組み、現在はブダペスト・スコアリング・スタジオ・オーケストラ首席フルート奏者、ソルノク交響楽団ソロ・フルート奏者として活動するほか、リスト・フェレンツ音楽大学博士課程に在籍している。
天川真奈
東京音楽大学附属高校を経て東京音楽大学ピアノ演奏家卒業。卒業後ハンガリー政府奨学生として学費免除でハンガリー国立リスト音楽院修士課程に入学。最優秀の成績で卒業。
第13回浜松国際ピアノアカデミーコンクールにてモストプロミシングアーティスト賞を受賞。その後同アカデミー音楽監督の中村紘子氏の推薦を受けて水戸佐川文庫にてソロリサイタルを行う。また、同アカデミー講師のセルゲイ・ババヤン氏の招待を受けてアメリカクリーヴランド音楽院にてセルゲイ・ババヤンピアノアカデミーに参加。
第13回宝塚ベガ新人演奏会にて最優秀演奏を受賞。第9回浜松国際ピアノコンクールに予備審査を経て出場。
大学在学中、ベーゼンドルファー東京にてランチタイムコンサート、トッパンホールにてピアノ演奏家コース成績優秀者によるコンサート、ヤマハ銀座コンサートサロンにてヤマハサロンコンサートインギンザ等多くの演奏会に出演。
またブダペストでは、2019年ドナウ交響楽団とリストピアノ協奏曲第1番を共演。
2022年ハンガリー音楽の家にて行われたPerson of the yearの受賞セレモニーにて演奏。その他ブダペスト芸術宮殿や日本大使館でのコンサート等多くの演奏会に出演。
2024年9月日本に完全帰国。現在は後進の指導にあたるかたわら、医学学会での演奏など演奏者としても活動中。