ギャラリー展

オットー・ハプスブルク その生涯と遺産

日程:  9月 7 日 - 10月 16 日
会場:  港区立郷土歴史館 4階ギャラりー
東京都港区白金台4-6-2 ゆかしの杜内

オットー・ハプスブルク(1912~2011)
ハプスブルク家が、第一次世界大戦までの時代にオーストリア=ハンガリー帝国のハンガリー王及びオーストリア皇帝として君臨した事は良く知られています。その最後のハンガリー王及びオーストリア皇帝の長子がオットー・ハプスブルク(1912~2011)でした。第一次世界大戦後、オットーが戴冠することはありませんでしたが、第二次世界大戦下では外交上のコネクションを使って、何千人もの迫害された人々を救済し、戦後はヨーロッパのために活動する国際的組織である汎ヨーロッパ連合の会長や、欧州議会の議員となりました。また、『鉄のカーテン』崩壊に重要な役割を果たした1989年の汎ヨーロッパ・ピクニックの後援者として、国際社会に多大な貢献をしました。そのオットー・ハプスブルクは、日本を何度も訪問し、皇室や政治的指導者、更には巨大企業の経営者とも強い関係を構築し、日本と欧米諸国との国際関係促進にも力を尽くしました。ギャラリー展では、日本との関係もご紹介します。