欧州文化首都の世界へようこそ

日程:  3月 27 日 - 6月 12 日
会場:  リスト・ハンガリー文化センター
東京都港区麻布十番3-8-1 日比谷麻布十番ビル1階
©Máhl Kornél

©Máhl Kornél

世界的な文化の祭典「欧州文化首都」とは?

欧州文化首都とは、1985年に開始され、38年にわたり続く、文化事業の1つです。都市の国際的な知名度の上昇、都市の文化に新たな命が吹き込まれる、観光産業の活性化などを目的にしており、現在では日本をはじめ世界100か国以上のアーティストが参加するグローバルな取り組みになっています。開催都市では1年を通して多様な文化芸術プログラムが行われ、世界中から観光客が訪れます。

欧州文化首都の「ヴェスプレーム市とバコニ山地・バラトン湖を含むその周辺地域」とは?

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展覧会「欧州文化首都の世界へようこそ」の見どころ

Néma Júlia(陶芸家)

ネーマ・ユリア氏はハンガリー人アーティストで、日本の伝統的な薪窯焼成の美学の実践者そして研究者として名が知られている。日本で見つけたインスピレーションに導かれ、地元ハンガリーの粘土を使った陶芸表現を追求している。

彼女はこの初夏、日本の陶磁器産地である岐阜県に滞在し、現地のアーティストたちと土や素材を通じた交流を行う予定である。土という世界共通の言語を通じて彼女が試みる文化交流は、地球や自然環境への意識と感謝を共有するものでもあり、欧州文化首都の幅広い価値観を世界に広めている。

Toroczkai Csaba(写真家)

トロツカイ・チャバ氏は有名なハンガリーの雑誌のフォトグラフィーの分野で30年以上活躍し、コンテストでの入賞歴やアワードの受賞歴を持つフォトジャーナリスト。長年バラトン高地を「放浪」しよく知られている場所もそうでない場所も写真に捉えてきた。これらの作品は、今回の展覧会で初めて展示され、日本で撮影した作品を加えた上で本年6月に2023年欧州文化首都のヴェスプレームで展覧会が開催される予定である。

開会式へ先着20名様をご招待

「欧州文化首都の世界へようこそ」概要

期間:3月27日(月)~6月12日(月)

開館時間:11:00~17:00(※最終入館16:45)

※休館日:毎週土曜日/日曜日/日本の祝日/ハンガリーの祝日(4/7、10、5/1、2、29)

※館内の状況により休館する事がございますので、ご注意ください。

会場:リスト・ハンガリー文化センター(東京都港区麻布十番3-8-1 日比谷麻布十番ビル1階)

※アクセス:東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番駅」徒歩3分

電話:03-6459-4931(代)