木曜コンサート Hungarian Artist シリーズ 12

国境を越える響き ~ バルトーク、コダーイ、リスト、ラフマニノフ、エネスコの足跡をたどって

日程:  6月 5 日
時間: 09:00
会場:  リスト・ ハンガリー文化センター
東京都港区麻布十番3-8-1 日比谷麻布十番ビル1階

スーチ・ボトンド
ピアニスト。ブラショフ・トランシルヴァニア大学音楽学部講師、セプシセントジュルジのタマーシ・アーロン劇場オーケストラの音楽監督、プルゴル・シャーンドル芸術高校の教員も務める。
著名なステラ・ドラグリン教授の指導のもと研鑽を積み、2024年に博士号を取得。
17歳で演奏家としてのキャリアをスタートし、これまでヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカ各国のホールで成功を収めてきた。彼の演奏は、深い感情表現、卓越した技術、そして独自の芸術的な力強さが特徴。2025年5月〜6月には日本を訪れ、万博関連イベントにてハンガリー文化を代表して演奏予定。

エルドューシュ・ローベルト
オペラ歌手。リスト音楽院で学び、2022年に優秀な成績で修士課程を修了。その後はミラノで研鑽を積み、リリック・バリトンとしての声域を磨いた。モルナール・ピロシュカ氏、スィネタール・ミクローシュ氏、マルトン・エーヴァ氏といった著名な師のもとで成長を遂げた。
舞台デビューは故郷・クルージのハンガリー・オペラ劇場。以降、ハンガリー国立歌劇場、ソルノク・シグリゲティ劇場などでも活躍。主な出演作にはドビュッシー《ペレアスとメリザンド》の主役、《ヨーノシュ・ヴィテーズ》の主人公などがある。
聖イシュトヴァーン・フィルハーモニー管弦楽団の常連出演者であり、オペラからオラトリオ、詩の朗読に至るまで幅広いジャンルに取り組む。若者向けの文化プログラムにも積極的に参加している。