東京都港区麻布十番3-8-1 日比谷麻布十番ビル1階
ハンガリーで音楽修行をした4人の音楽家たちが、日本を飛び出し出会ったのは、人の営みの中で文化とともに守られ受け継がれてきた大切な音楽の数々でした。バルトークやポッパーといったハンガリーの作曲家を中心に、異国のリズムに魅了されたミヨー、歌劇的な大きなスケールを持つグリンカによる作品をお届けいたします。
プログラム
・ミヨー:組曲
・グリンカ:悲愴三重奏曲
・ポッパー:ハンガリー狂詩曲
・バルトーク:ラプソディより
・ヴェイネル:兵士の踊り
・バルトーク:3つのチーク県の民謡
日時: 2026年8月4日(火) 18:00~19:00
会場: リスト・ハンガリー文化センター
年齢制限:15歳以上
定員:40名(人数が多い場合抽選)
演奏者:シャラモン・ジョルジ (クラリネット)、西尾 恵子 (ヴァイオリン)、清水 陽介 (チェロ)、梨本卓幹 (ピアノ)
お申込み締め切り: 2026年7月28日(火)10:00まで

シャラモン・ジョルジ @MNF_fotó_Csibi Szilvia
シャラモン・ジョルジ(Salamon György)
クラリネット奏者・バスクラリネット奏者
ハンガリーの名門、リスト音楽院にて音楽教育学科、室内楽科、演奏家・指導者科を修了。1995年より2018年までブダペスト・オペレッタ・ミュージカル劇場首席クラリネット奏者を務める。2000年よりハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団クラリネット奏者。2017年よりリスト音楽院バスクラリネット講師、2018年より聖イシュトヴァーン王音楽高等学校クラリネット講師を務める。
これまでにフィルハーモニック管弦楽団ジュール(1989~1993年)のクラリネット奏者として活動したほか、デンマーク室内管弦楽団やカタール・フィルハーモニー管弦楽団をはじめとする海外オーケストラにも客演。ソリストとしても国内外で活躍し、特に日本ではクラリネット、バスクラリネット、バセットホルンによる演奏活動およびマスタークラスを定期的に行っている。また、ハンガリー国内の大学においても継続的にマスタークラスや指導を行い、後進の育成にも力を注いでいる。

西尾 恵子
西尾 恵子(にしお けいこ)/ヴァイオリン
大阪府枚方市出身。京都市立堀川高等学校音楽科を経て、東京藝術大学卒業。ハンガリー政府奨学生として渡欧し、ハンガリー国立リスト音楽院にて研鑽を積む。
日本室内楽コンクール第1位(ピアノ:伊藤信枝氏とのデュオ)、Wien–Praha–Budapest Sommer Akademie Bartók Prize受賞。ヨーロッパ留学後はハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団第一ヴァイオリン奏者を務めた。
帰国後、兵庫芸術文化センター管弦楽団(PACオーケストラ)アシスタント・コンサートマスターに就任。ソリストとして大阪フィルハーモニー交響楽団、神戸市室内管弦楽団などと共演する。
現在、神戸市室内管弦楽団コンサートマスター、千葉交響楽団コンサートマスターを務めるほか、全国各地のオーケストラに客演コンサートマスターとして招かれ、幅広く活躍している。卓越した音楽性と確かなリーダーシップで高い評価を得ており、ソリスト、室内楽奏者としても精力的な演奏活動を続けている。

清水 陽介 ©︎T. Tairadate
清水 陽介(しみず ようすけ)/チェロ
2002年日本生まれ。6歳よりチェロを始める。
2013年、ハンガリーで開催された第5回デヴィッド・ポッパー国際チェロコンクールにおいて第1位を受賞し、国際的な注目を集める。2011年から2017年まで林良一氏に師事。2017年よりハンガリー国立リスト音楽院にてオンツァイ・チャバに師事し、特別才能教育課程を経て、現在は同音楽院学士課程を修了。
数々の国内外のコンクールで優秀な成績を収め、2021年には再びデヴィッド・ポッパー国際チェロコンクールで優勝。さらに2024年にはブラチスラヴァ国際チェロコンクールにおいて入賞を果たした。
ソリストとして、ハンガリー放送交響楽団、スロヴァキア放送交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団をはじめとする国内外のオーケストラと共演。2023年にはリスト音楽院ニューイヤー・ガラ・コンサートにおいて、オリヴェル・フォン・ドホナーニ指揮、ハンガリー放送交響楽団との共演を果たした。
2024年、優れた芸術活動が評価され、岐阜県より「岐阜県芸術文化奨励賞」を受賞。これまでに日本、ハンガリー、ドイツをはじめ各地で演奏活動を行っている。
また、ペレーニ・ミクローシュ、ヴァルガ・タマーシュ、イ・ガンホ、マティアス・デ・オリヴェイラ・ピントら世界的チェリストによるマスタークラスを受講し、研鑽を重ねている。

梨本卓幹 ©︎Ayane Shindo
梨本卓幹(なしもと たくみ)/ピアノ
1995年、長野県生まれ。3歳よりピアノと作曲を始める。2014年、東京音楽大学付属高等学校を卒業後、東京藝術大学に進学。
2018年に渡欧し、ハンガリー国立リスト音楽院にてドラフィ・カルマーンに師事。留学中にはリスト音楽院において、ホルヴァート・ガーボル指揮、ファイローニ室内管弦楽団との共演でグリーグのピアノ協奏曲を演奏したほか、東京・サントリーホールの室内楽ホール「ブルーローズ」においてリサイタルを開催した。
また、日本ではラフマニノフ《ピアノ協奏曲第2番》、リスト《ピアノ協奏曲第1番》、ガーシュウィン《ラプソディ・イン・ブルー》、ベートーヴェン《ピアノ協奏曲第5番〈皇帝〉》などをオーケストラと共演し、高い評価を得ている。
2020年に修士課程を修了、2021年にはピアノ・ソリスト課程を首席・最優秀成績で修了。その後、日本を拠点に演奏活動を展開している。バロックから現代作品に至るまで幅広いレパートリーを持ち、独創的なプログラム構成によるリサイタルにも定評がある。
2022年、デビューアルバム『Kotonoha Music』をリリース。同作は音楽専門誌『レコード芸術』において、「多彩な音色によって自然の壮大さと人とのつながりを感じさせる」と高く評価された。2026年にはセカンドアルバム『Chronicle』を発表。
現在はピアニストとしての演奏活動に加え、編曲・オーケストレーションにも取り組むほか、自身が代表を務める音楽事務所「Office Körte」の運営を通じてコンサートの企画・制作も手がけている。2026年より東京音楽大学および洗足学園音楽大学声楽コースの伴奏ピアニストを務めている。