東京都港区麻布十番3-8-1 日比谷麻布十番ビル1階
ハンガリーで最初に名を知られた日本人は誰でしょうか。ハンガリー語辞典を初めて編纂した今岡十一郎という人で、日本ではほとんど名前を知られていませんが、両国の架け橋となった人です。この春、彼の評伝が刊行されました。彼は1920年代ハンガリーに9年間滞在しハンガリー語が堪能でした。たくさんの講演や記事を書いて有名人となりました。ハンガリーの著名な政治家や作家、芸術家と親交があり、まだ日本大使館がブダペストにない時代、民間領事のような活躍をしました。日本に帰国してからは外務省に勤務しながらハンガリーについて多くの本を書き、特に戦前の密接な両国関係に大切な役割を果たしました。
今回のイベントでは、国際政治を専門とするジャーナリスト・伊熊幹雄氏に、書籍および著者のご紹介をしていただきます。
その後、伊熊氏と著者・梅村裕子氏による対談を行い、今岡十一郎が活躍した時代の日本とハンガリーの関係や、その背景、評伝執筆にまつわるエピソードなどについてお話しいただく予定です。
また、出版を記念して、ささやかなレセプションパーティーも開催いたします。
パーティーでは、ハンガリーの焼き菓子やワインをご用意し、皆さまからのご質問も歓迎いたします。
日時: 2025年11月11日(火) 18:00~19:00
会場: リスト・ハンガリー文化センター
年齢制限:15歳以上
講師:梅村裕子,伊熊幹雄
定員:40名(人数が多い場合抽選)
お申込み締め切り: 2025年11月6日(木)10:00まで
※お申込み時の注意事項※・・・必ずお申込み前にご確認ください。
・本イベントの様子をsnsに掲載予定です。お顔が映りこむ可能性がございますので、ご希望されない場合は、スタッフまでお声がけください。
・申し込み多数の場合は抽選になります。
・お一人につき二名様までお申込みいただけます。
・お申込み時にご登録いただきましたメールアドレスにculture.tokyo@mfa.gov.huからのメールが届くように設定をお願いいたします
梅村裕子
桐朋学園大学演奏学科ピアノ専攻卒。 政府奨学金留学生としてブダペストのリスト音楽アカデミー、及びエトヴェシュ大学に学ぶ。体制転換期には日本のメディアに寄稿多数。1990年代在日本大使館専門調査員として政務担当。その後外務省の依頼により国賓の通訳に携わる。2004年エトヴェシュ大学歴史学科にて博士号取得。専門はハンガリー近現代史。2000年よりエトヴェシュ大学日本学科の教員となり助教授を経て准教授。2015年教授昇進資格を取得(Habilitation)、2018-2023年同学科長。2019年日・ハ交流に関した功績により大使表彰を受ける。2025年に大学を退官し、現在は研究、執筆の傍ら大学院生の論文指導を続ける。主な著書に「日本海よりドナウ河畔へ」(2006年)「日本とハンガリーの相互認識」(2017年)「日本の文化と文学」(2021年)「トリアノン条約と日本外交」(2021年ウィンテルマンテルとの共著)など、訳書に「コチシュ・ゾルターン」(2007年)「国会議事堂ガイドブック」(2018年)など。今季「評伝今岡十一郎」を出版。
伊熊幹雄
読売新聞元編集委員、東京大学教養学部客員教授(2005~2010年)。1989―1991年にかけて
読売新聞東欧特派員としてハンガリーの体制転換等を取材し多くの記事を現地にて執筆。
1997年優れたジャーナリストに贈られるボーン上田記念国際記者賞受賞。
現在国際政治の専門誌「選択」の筆者として取材・執筆活動を続ける。