第94回アカデミー賞 国際長編映画部門に選出されたハンガリーの代表作、『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』の日本公開が決定しました!

ハンガリーはこれまでホラー映画の分野ではあまり活躍しませんでしたが、『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』ではとうとうホラー映画の分野でも印象的な作品を生み出しました。舞台は第一次世界大戦後、スペイン風邪が流行しているハンガリーのある農村で、「遺体写真家」のトーマスとその村に住んでいる少女のアナ、そして悪霊になった死者が対決をするという背筋がゾッとするホラー映画です。ぜひご覧ください。
【作品情報】
第88回アカデミー賞国際長編部門で外国語映画賞を受賞した『サウルの息子』をはじめ、『ニーチェの馬』『心と体と』『この世界に残されて』などの良作を送り出してきたハンガリーのアカデミー賞 国際長編映画部門代表作です。2022年に開催となる第94回の代表作には、各国の映画賞で注目を集める異例の「ホラー映画」が選出されました。監督は、ハンガリー史上初の国際エミー賞にノミネートされたTVシリーズ「Trezor」の監督を務めたピーター・ベルゲンディです。子供の頃からホラー映画が好きだった彼が、ハンガリーの歴史と密接に関わるホラー映画を作りたいとの構想のもと、第一次世界大戦直後のスペイン風邪の大流行の際に犠牲となった「歴史的な痛みを伴う」幽霊をモチーフにストーリーを紡ぎあげました。
【ストーリー】
作品の舞台は、第一次世界大戦後のハンガリーです。死者と遺族の最後の写真を撮る事を仕事にしている「遺体写真家」のトーマスが、長期にわたる戦争とスペイン風邪により大量の犠牲者が出たとある村を訪れますが、その村は死者が悪霊となって棲みつく呪われた村でした。トーマスは村に住む少女アナと協力しながら霊を写真に写す事でその秘密を明らかにしていきますが、悪霊は2人に容赦なく襲いかかります。果たしてトーマスとアナは、真実を明らかにし悪霊に打ち勝つことが出来るのでしょうか?
【公開情報】
・配給:プレシディオ
・公開:「未体験ゾーンの映画たち2022」にて公開
・劇場:ヒューマントラストシネマ渋谷(2月4日金曜 より上映)、シネ・リーブル梅田(2月27日日曜より上映)
予告動画は以下からご覧ください。